形態観察分析サービス

極小部位の形状と元素を分析する

形態観察分析サービス

形態観察分析サービスでは、走査電子顕微鏡(SEM/FE-SEM)を用いて、試料形態観察を行います。また、エネルギー分散型X線装置(EDS)を併用することで、表面での形状・凹凸状態の確認だけではなく、試料対象部の元素分析を行うことができます。

検査日数
2週間 (相談可)
分析方法
お問合せフォームにてご相談ください。

よくある分析要望 Case study

  • コネクタなどの部材形状を拡大観察したい
  • パワーデバイスなど異種材料の接合状態を観察したい
  • 部材の素材切断面を観察したい
  • 素材に発生した錆、クラックなどの異変を観察したい
  • 溶接状態を確認したい
  • レジストパターンの表面形態確認
  • 電子部品表面・断面の元素組成分布確認

サービスの特徴 Feature

  • 二次電子像観察

    試料の凹凸や表面の形状観察が可能です。

  • 反射電子像観察

    試料の元素組成差の観察が可能です。

  • EDS元素分析

    X線を試料に照射した際に発生する蛍光X線を検出・分光することで元素定性が可能です。
    上記電子像と組み合わせることで、試料特定部の元素定性を行うことができます。

  • 蛍光X線マッピング分析

    試料中に含まれる元素分布を視覚的に観察することが可能です。

    • SEM-EDS装置
      SEM-EDS装置
    • SEM-EDS装置
      SEM-EDS装置
    • 前処理
      前処理
    • 溶剤抽出
      溶剤抽出

分析例 Analysis example

ソルダーレジストの
穴型形状を解析

露光装置によりパターニングしたレジストの穴型形状、大きさを確認するために、走査電子顕微鏡を用いた2次電子像観察を行いました。
また穴の内部形状を確認するため、斜視解析を行いました。
画像解析結果から、レジストパターンが正常であることが確認できたとのフィードバックを頂きました。

【穴の形状を確認】
  • 電子像 Φ50μm(×1500)
    電子像 Φ50μm(×1500)
  • 電子像 Φ75μm(×1000)
    電子像 Φ75μm(×1000)

走査電子顕微鏡を用いた
炭酸カルシウムの結晶構造解析

様々な種類の炭酸カルシウムについて、走査電子顕微鏡を用いた2次電子像観察を行いました。
電子像解析から、結晶構造の違いを確認することが出来ます。
また結晶の大きさについても、同時に解析することが可能です。

  • 炭酸カルシウム①(×2000)
    炭酸カルシウム①(×2000)
  • 炭酸カルシウム①(×4000)
    炭酸カルシウム①(×4000)
  • 炭酸カルシウム②(×1000)
    炭酸カルシウム②(×1000)
  • 炭酸カルシウム②(×2000)
    炭酸カルシウム②(×2000)
  • 炭酸カルシウム③(×2000)
    炭酸カルシウム③(×2000)
  • 炭酸カルシウム③(×4000)
    炭酸カルシウム③(×4000)
  • 炭酸カルシウム④(×2000)
    炭酸カルシウム④(×2000)
  • 炭酸カルシウム④(×4000)
    炭酸カルシウム④(×4000)